竣工写真の撮影で大事な水平垂直
2020年01月20日
竣工写真でも同じ。歪んだり傾いた家に住みたいと思う人はいません
家を建てるときに工務店さんに要望を伝えますよね。
そのときに、傾いた家を建ててください。という人はいませんよね。また、少しくらい傾いていてもいいです。という人もゼロでしょう。
また、完成時にハウスメーカーや工務店さんから「すみません!ちょっとだけ傾いてしまいました」と言われたら「オイ、ふざけるな!」となるのは間違いないでしょう。
未だにありすぎる傾いた竣工写真
いろんなハウスメーカーや工務店さんのホームページを見ていると、未だに傾いたり歪んだ写真が多いことに気づきます。
プロの竣工写真家が撮影していればこれは無いですが、スタッフの方などが撮影した場合、どうしてもこうなりがちです。
これは仕方ないことで、写真においては傾きや歪みが「ダメ」だと言うことに気づいてないからです。
スタッフの方に、なるべく傾かないようにまっすぐに撮ってくださいね!と話すと「そうなんだ~!」と帰ってくることがほとんどです。
お客様は傾いた竣工写真を見て無意識に家をジャッジしている
では、お客様はどうでしょうか?実際の家は傾いているのは「あり得ない」と思っているのに写真では「この写真ちょっと傾いてます」と言われることはほぼありません。
なぜでしょうか?スタッフさんと同じように、写真ではこれがダメと言うことに気づいていないからです。
しかし、家づくりをするとき傾いた写真と、傾きをなくして「ビシッとした写真」ではどちらかを選ぶと言えば、間違いなく後者でしょう。
さらに無意識のうちに傾いた写真を見てどこか違和感を覚え敬遠するようになります。
写真1枚で、工務店の印象までジャッジされるのです。
ホームページやお客様に見せる写真は慎重に厳選されることをお薦めします。
1枚1枚の積み重ねが工務店さんのイメージを作り上げ揺るぎないものになると確信しています。