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働く意味を決めました

2019年02月15日

一昨日、中学校の子どものバレークラブの手作りTシャツが届きました。
最近いろいろと挑戦してみよう!という気持ちの河合です。

いつも企画や制作物というのは仕事でのみ行っているので
プライベートで時間や納期もない中で進めるというのがとても新鮮で、
初心に戻る、といいますか、
「そもそも制作って何のためにあるのか」という部分を
考えることができる良い機会でした。

といっても平日は忙しく、家でPCを開く時間がないので
金曜日の夜にオーダー、土曜日の午前でデザイン10点出し。
みたいなハードスケジュールでしたが、とても楽しかったです。

このTシャツですが、

“なんのために作るのか”

をまず話合いました。
親が作ってあげたいから、なんとなくモチベーションがあがるからとかで作ってしまうと、
「なんとなく出来てきたのを着させられてる」という風になってしまうんじゃないかなと。
しかも「気に入らないTシャツを無理に着なきゃいけない」とかだと
むしろ願いの逆効果になっちゃうんじゃないかなって。

みんなの願いは、コートの中に居る6人が、
「エースに上げればアタックを打ってくれる!」
「ここから助走していけば良いトスが来る!」
と、仲間を信じたバレーができること。

今はコーチから
「おまえらはコートの中に敵が居るのか」と言われる状態。

でも、このオリジナルTシャツ作りを通して、
少しでも仲間同士の絆が深まればいいよね。
というところから、
まだまだ子どもだけですべてを決めることはできなかったけど、
背中の文字、Tシャツの色、フォントの色は
全員で話し合って決めてオーダーしてもらいました。

前面のロゴは、スパイクしているイラストのオーダーでしたが
レシーブとトスをしている人に変更。
「私は私の仲間を信じる」という英語もプラス。
あと、左胸にあることで、右手をぐっと中に入れるポーズをしたときに
トンとそこに手があたり、「いつも仲間を信じる心」を思い出せるように。
そんな想いも込めました。

“仲間を信じる心をもってボールを繋いでほしい”

出来上がってきたTシャツを着た子どもの、
なんだか嬉しそうにはにかんだ笑顔を見たときに
ああ、このために制作ってあるんだなって思いました。

製作物が出来て、それが誰かの笑顔に繋がる。
規模や目的が違っても、一番はじめのその気持ちは同じ。

“制作で人を幸せにする”

というのを私の仕事をする上の気持ちのテーマに決めました。

それが叶うこの職場で働く日々と時間を
もっともっと大切に、真剣に過ごしていきたいと思います。