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竣工写真の撮影 天候は晴れがいいか?曇りがいいか?

2017年01月08日

よく写真撮影は晴れの日にお願いしたいです。と言われます。
通常写真撮影をする場合、晴れの日は光量も多く、また青空をバックにしての撮影のほうがいいですよね。
しかし、建築写真においては少し曇っていたほうが上手く撮影することができます。
特に冬季は東から上った太陽が低い位置を通過し西に沈んでいくため、特に南向きの家では昼間の間、低い太陽の光が窓からリビングの床をすべて覆ってしまうように差し込んできます。
そこを撮影すると、光が入った部分は白トビしてしまいます。
夏の場合は、太陽が真上を通過する為、明るく良い感じに撮影できることが多いです。
したがって、建築写真の撮影では曇りがベストとなります。

外観の撮影でも、太陽光が壁面に強く当たり、当たらない部分とのコントラストが強くなります。もちろん、画像修正は必須になります。
曇りの場合は、均一的な光で家全体を照らしてくれるため、細かなディテールや正確な色が出しやすくなります。

竣工写真の撮影では、引き渡しの日程や、カメラマンの撮影日程があるため、なかなかベストタイミングを見計らっての撮影は難しいですが、ディーシーエスでは可能な限り良い状態での撮影に日程変更をしています。

是非一度、ディーシーエスの建築写真撮影をお試しください。