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人の目線とカメラの目線

2012年06月23日

建築写真の撮影の際に、目線を考えるといつもの写真と少し変わるのかもしれません。
外観撮影のときには、脚立の乗って撮影をします。
ふつうに立って、家を撮影しようとすると、見上げている写真となります。
そこで脚立に乗り、家のちょうど中心部分に目線を持っていくと見やすい写真となるかも知れません。

人の目線というものを考えると、映画でもテレビでも人の目線から見ているような映像が流れているはずです。
写真も同じです。

子どもの写真を撮影するときに、子どもの目線と同じ高さで子供を撮影するのと、親の目線から撮影する写真は大きく角度が変わり、まったく違う写真となります。

内観撮影のときもカメラの位置はどこにありますか?
どこから撮影していますか?
自分の目線から何も思わずに撮影していませんか?
ちょっと低めに構えて撮影して見て下さい。
座って撮影しても、雰囲気はかわりますね。

目線を考えると、写真は変わります。
ぜひ、お試しを。


この写真はどの目線から撮影しているでしょうか?
棚の位置を考えながら撮影してみても良いですね。